だれが そんなことをしてるの!」

どうして そんなことするの!」

どこ歩いているの!」(机の上に登っている子に)

なにをしてるの!」(ゴミうをその辺にポイと捨てる子に)

いつまでしてるの!」(水道を出しっぱなしで遊んでいる子に)

私達大人は、子どもに対して そうやってすぐに

疑問形で叱ってしまいます。

子どもは、では、どうすればいいか、ということがわからないのです。

先月号でも言ったようにするべきことをストレートに言えば子どもは相手が望むこと、

自分がすべきことがわかり、その通りにする、

というわけです。

「机から降りなさい」「ゴミはゴミ箱に捨てなさい」「もう水道を止めなさい」

するべきことだけを言うと案外素直に従うのです。