“頑張れ ニッポン!”
このたびの大震災は、人それぞれが、勝手に気儘に太平天国の夢を貪り続けているうちに天から降りかかってきた天災であるという人がいる。
これには一面肯けるものがあり、私たちは、これまでのやり方を少し変えてみて、今までの考え方や、生き方に何らかの変化をもたらすための創意工夫や省エネのための他人(ひと)との協同協調といったことについて、これまでの手法を見直してみるべき時に来ているのかもしれない。
そうしないと、省エネルギーや放射能問題のように大事な所で何も解決されないまま、ズルズルと問題がとり残され、蓄積され、あまり好ましい方向に事態が展開して行かないような気がしないでもない。
結果が、みんなにとって「プラス」であり、「安心安全」の為ならば、一見無茶苦茶に見えるような意見や要望に対しても一応、耳を傾けてみて、できればそれに応えてやれるような度量を持ち合わせて行くことは必要なことかもしれない。
但し、個人のエゴや、明らかに人をダメダシにしてしまうような事柄については、きちんとお断りすることも、もちろん欠かせないことであると思う。
これからは、私達にはそういったことの“仕分け”と“判断”が、益々必要な時代に入ってゆくことと思われる。
〔6.15 園長 談〕