電気がこない・・・。
厳しく辛いときにどういった気構えでいればよいか・・・
私の見解は『停電はあってもかまわない。』
『むしろたまには停電があったほうがいい。』である。

何となれば・・・

我慢強い人間は停電などにはめげずに、次々と工夫をしてゆくし、
生きるために、いろいろと努力し、考えてゆく。

今回のことがあってから、心ある人々は
心の準備が出来つつあるし、急に暗くなっても決して困らない。

困るのは、あれほどのことがあってなお、心の準備もせず、
日頃から生きる意欲に乏しく
頑張れない者、というより頑張らない者である。

これはまさしく気の毒としか言いようがない。

これからは生きる“気合い”が必要になる。

それは生きる“張り合い”のようなものであり
人はそれを“頑張り”と言う。    “頑張ろう◎◎!”

頑張れない人間はやがて落ち窪み、場合によっては、廃人のようになってしまうことだっ
てあるであろう。

ホームレスだって生きる努力はしている。

妙なプライドは持たずに、
見場(みば)が悪くても、例え施(ほどこ)してもらっていても、しっかりと
自分のテリトリーを確保し、冬の寒さにも、夏の暑さにも耐え、
何を食べても大丈夫な体をもっている。

だからといって何もホームレスになれというのではない。

こんな社会になったら
開き直って、何でも良い点を見つけだして身につけていってしまおうということである。

人間、『油断大敵』

世の中には、谷底はいあがり、没落ということだってある。

少なくとも人生には、そういった断層があるし、今後、
生きていく上で、そのことだけは、しっかり、覚えておかねばならない。

2011.8.30 K.K 記