放射能除染工事に奏功!
昨日のニュースで、我が国の一等地の居住区域である東京都世田谷区から毎時3.5マイクロシーベルト超の高い放射線量が測定されたとの報道は、「何故、そんな所にも‥‥」と私たちを不安に陥れました。
今日になって、この放射能は原発事故とは関係がないことが分かりましたが、汚染区域となってしまった世田谷では、福島と同じように子どもたちがマスクをしながらの登校を余儀なくされています。
また、今日の新聞によると、千葉県船橋市のアンデルセン公園の一角で高い放射線量が検出され立ち入り禁止となった場所があるようです。このように放射能に関するニュースには日本人である私たちは敏感になっており、どのようにして自分たちの身を守ったらよいのかが今後の課題となっております。
さて、このような中、本園では一昨日、本園独自の自主的な考えにより、子どもたちの身の安全を守るため、放射能除染工事を実施させて頂きましたところ、次のような結果が得られました。
今までの測定結果では、保育園のある真鍋地区は市内でも比較的線量が低い方でしたが、それでも毎時0.3マイクロシーベルト台に達したこともありました。それが除染後は毎時0.08~0.09から0.1マイクロシーベルト台といった測定値が確認されました。
私たちは、これらの結果に一喜一憂することなく、これからも皆様とともに叡智をあつめて、子どもたちの健康を守るため、真剣に今後の対策に取り組んで行きたいと思っています。
皆様には“エンゼル”(神の子、天使、エンゼル)ならではのこの取り組みに、何卒ご声援ご協力を下さいますよう、よろしくお願い致します。
私たちも皆様に「エンゼルでよかった」と言われるように、「ここぞ」という時の“ホンモノ園”の真価を発揮させて頂きたいと思っております。
なお、これまで、このことに深い関心を寄せられ、ご協力頂いた多くの保護者の皆様に心から感謝を申し上げ、とりあえずご報告とさせて頂きます。
また、今回、大型機械の入らない所をスコップや農具を使って園庭の隅々まで手作業で除染作業をしてくれた職員の皆さんには、心から感謝の意を表したいと思います。
平成23年10月14日
エンゼルゆめ保育園